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お知り合いの飼い主様が現在もお一人で山の中まで探されております。
富山県で去年の6月頃に行方不明になったそうです。
もし、この記事をご覧になった方でツイッターのアカウントをお持ちの方が おられましたらRTやフェイスブック、なんでも良いので情報の拡散協力を どうぞよろしくお願い致します<(_ _)>
この記事の転載も構いませんので、どうか富山の方、飼い主様に少しでも 情報が行き渡りますよう、ご協力をお願い致します。

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シナリオ公開6

毎日暑くてだるダルメシアンななつごろうです、こんばんは _ノフ○ グッタリ
え?ネタが古い?そんなバカな!

えーそんなこんなで日々真面目に製作に時間を費やしています。
しかしイベントを組むの難しいです…
思うように動作してくれない時はあ"あ"ぁぁぁー!!って投げたくなりますな(^^ゞ

さて、またお仲間が増えるようです↓

第六回:再会と情報  初めての方はこちらからどうぞ

【シュライヤ】「ただいま~!」
【ルローラ】「レイ様、遅くなって申し訳ありません!ルローラ、ただ今帰りました!」
広間の扉を開けるなり、ルローラは玉座に座るレイに頭を下げた。
【レイ】「いや…ご苦労だったな、ルローラ。それに、シュラも」
【ルローラ】「いえ、苦労だなんてとんでもない。私はレイ様のお役に立てるなら…」
【シュライヤ】「そんな事より、レイ!お前がくれたこれ!めちゃくちゃ反動が痛かったぞ!」
またもや顔を赤くしたルローラを無視して、シュライヤがレイに詰め寄る。
ここまで怒っている所を見ると本気で痛かったらしい。
【レイ】「でも、役に立ったのだろう?」
【シュライヤ】「役に立ったは、立ったけどさ!これじゃ、攻撃受けたのと一緒だよ!」
【ラジノイド】「鍛え方が足りんのだ。まぁ、戦闘要員じゃない、ガキのお前には仕方ないか」
広間の柱に寄りかかっていたラジノイドが皮肉たっぷりにそう言う。
確かにこのメンバーの中で、シュライヤとシャライヤは戦闘に参加する戦闘要員ではない。
どちらかと言えば、小柄な身体を利用して情報収集や諜報活動を行うのが仕事だ。
だが、口の喧嘩ならラジノイドより彼らの方が上だ。
【シャライヤ】「私とシュラは頭脳作戦向き。馬鹿みたいに突っ込んで行くラッちゃんとは違うの」
【シュライヤ】「本当の事言ってやるなよ、シャラ!それがラジの良い所でもあるんだからさ!そこがなくなったら、ラジなんて無愛想だし、不器用だし、馬鹿だし、何も良い所ないぜ」
【シャライヤ】「そっか、分かった」
カラカラ笑うシュライヤの言葉に、シャライヤは素直に頷いた。
二人のやり取りに、ラジノイドはゆっくり剣を引き抜いた。
【ラジノイド】「き…貴様らぁ!!!」
【シュライヤ】「ゲッ!?ラジが切れたぞ!逃げろ、シャラ!」
【ラジノイド】「待て!この迷惑双子がぁぁ!!!!」
剣を引き抜いたラジノイドがシュライヤ、シャライヤを追って走り出す。
クールそうに見えるが、感情的な面が多いラジノイド。
そんな単純な彼は完全にシュライヤ、シャライヤのいい玩具にされている。
現に、追いかけられているはずのシュライヤとシャライヤは楽しげだ。
【レイ】「ところで、ルローラ。何故こんなに帰りが遅かった?何かあったのか?」
【ルローラ】「いえ!その…実は一戦を交えておりまして…」
【レイ】「一戦?軍の残党か?」
【ルローラ】「ち、違います。あの、その…綺麗な、不思議な宝石を持った連中で、それを差し上げたらレイ様に喜んで頂けるかと…」
実に言い難そうな表情でルローラはルイ達との一件を鮮明に話した。
レイはあまり熱心に話を聞いていなかったが、突然眉を潜めた。
【レイ】「紫暗色の瞳をした女…?」
【ルローラ】「えぇ、レイ様と同じ髪で紫暗の瞳でしたが…その女がどうかなさいましたか?」
突然態度を変えたレイに、戸惑ったような表情をしたルローラがそう言った。
だが、レイはその言葉を無視した。
【レイ】「まさかな…」
【ルローラ】「はい?」
【レイ】「シュラ!ちょっと来い」
一人で何やら思案したレイはラジノイドとの追いかけっこを終えたシュライヤを呼び寄せた。
【シュライヤ】「何か用?」
【レイ】「お前にちょっとした仕事を頼みたい」
【シュライヤ】「何?残党の視察?」
【レイ】「いや、これは軍とは関係ないんだが…」
シュライヤを近くに呼び寄せ、レイは二言三言シュライヤに告げた。
【シュライヤ】「う~ん…分かんないけど、やってみる」
【レイ】「頼んだぞ」
【シュライヤ】「了解。シャラ、お前しばらく本部に待機な」
【シャライヤ】「分かった」
軽く微笑み、一歩後退するとシュライヤの姿は闇に消えた。
【ルローラ】「あの…レイ様?シュラに何を?」
【レイ】「お前には関係のない事だ。そんな事より、お前は帝国軍残党の始末に専念してくれ」
【ルローラ】「はい!」
感極まった表情で軽く敬礼するとルローラはレイの下を離れた。
静まり返った広間にはいつの間にか、ラジノイドやシャライヤの姿もなくなっていた。
一人その場に残り、組んだ足の上に手を置き、レイは一人呟いた。
【レイ】「…まさか、な」


その頃、エルフィーを新たな仲間に加えたルイ達一行はフェニア山を無事に越え、フェニア山の麓の町・チャーンに辿り着いていた。
ルイ達がその町に辿り着いたのは夕暮れ時。
ルローラの一件で思わぬ時間のロスと体力の消耗が生じ、さすがのルイ達も早々に宿を取ることにした。

部屋割りはもちろん、男女に分かれ、それぞれがすぐベッドに倒れ込んだ。
【ルイ】「今日は大変な一日だったな」
【ナイア】「あぁ、それもこれも全部あの女のせいだ!あの野郎…今度会ったら絶対叩きのめす!」
ベッドに倒れ込んだ状態で憎々しげな表情をするのはナイア。
時折顔を顰めるような表情を見せるのはきっとまだ蹴られた腹が痛むのであろう。
反対に涼しげな表情をして窓辺の椅子に腰掛けているのはラフィエルだ。
【ラフィエル】「まぁまぁ、とりあえずチュリも無事だったし、エルフィーという頼もしい仲間も増えたし、結果的には良かったじゃないですか」
【ナイア】「よくな~い!!俺は腹を蹴られたんだぞ!見ろよ、この青痣!」
ニコニコと微笑みながらそう言うラフィエルの言葉にナイアはベッドから半身を起こした。
【ルイ】「でも、エルフィーが来てくれなかったらやばかったよな」
安宿のわりには柔らかいベッドに腰かけて、ルイは呟いた。
【ラフィエル】「そうですね。もしかしたら私達、全員あそこで倒されてたかもしれませんね」
【ナイア】「嫌な事言うなよ、ラフィ」
【ラフィエル】「でも、本当の事でしょう?」
ラフィエルの言葉にナイアが顔を顰めた。
【ルイ】「そう言えばさ…エルフィーってあの炎、どうやって出したんだ?」
【ナイア】「あれだろ?チュリを使ったんだと思うぞ」
【ラフィエル】「思うぞって。ルイはともかく、ナイアも知らないんですか?」
ルイとナイアの会話に意外そうな声を出したのはラフィエルだった。
【ナイア】「うっ。…知らないよ、悪かったな」
【ラフィエル】「そうでしたか…チュリの所持者であるナイアなら知っていると思ったんですけどね」
憮然とそう言うナイアの言葉にラフィエルは首を傾げた。
【ナイア】「? チュリとあの炎関係あるのか?」
【ラフィエル】「大いにありますよ。ナイア、あなたなら、チュリにはマナが宿っており、そのマナを使う事で魔術を使用可能にする事は知っているでしょ?」
【ナイア】「それくらい知ってる!馬鹿にすんな」
不機嫌そうな表情でナイアはそう叫んだ。
【ラフィエル】「失礼。じゃあ、そのチュリのマナにも種類があるのをご存知でしたか?」
【ナイア】「それは…知らなかった」
先ほどまで憮然とした表情だったナイアが呟くように言い、顔を伏せた。
そんなナイアを一瞥してラフィエルは話を続けた。
【ラフィエル】「チュリのマナには異なった種類があり、そのマナが司るもの…つまり属性の魔術を扱う事が出来ます。例えば、私のチュリの属性は水。水属性の魔術が可能です」
【ルイ】「じゃあ、エルフィーのチュリは…」
【ラフィエル】「察しの通り、炎でしょうね。彼女は上手い具合にチュリの力を利用していました」
感心するように頷いて、ラフィエルはナイアを見た。
【ラフィエル】「私が見る限り、ナイアのチュリは風でしょう」
【ナイア】「じゃあ、俺は風属性の魔術が使えるって事か」
【ラフィエル】「えぇ、そうなりますが…本当に知らなかったんですか?」
【ナイア】「わ、悪かったな!魔術の発動の仕方がよく分かんねぇから、使わなかったんだよ!」
ナイアの言葉は正確には正しくない。

*間違いに触れない
;ナイア+1

この場合、使わなかったではなく使えなかったが正しいのだが、ルイもラフィエルもあえてその事には触れなかった。
【ラフィエル】「そうですか。なら丁度いいですから、私が魔術の使い方を教えてあげましょう」
【ナイア】「えっ、いいよ、別に」
【ラフィエル】「そう、遠慮なさらずに。私でよければ手取り足取り腰取り、みっちり仕込んで差し上げますから」
ニッコリ微笑んでラフィエルがそう言う。
いつもと変わらぬ笑顔なのだが、今日は何だか意地悪な魔女に微笑まれた気分になった。
【ルイ】「俺、ちょっと町を見て来るよ。俺に魔術講座は無縁っぽいしな」
【ラフィエル】「おや、そうですか?じゃあ、気をつけて行ってらっしゃい。世の中、突然何が起こるか分かりませんからね」
【ルイ】「了解」
苦笑気味にそう言って、ルイは半ば逃げ出すように部屋を出た。

*プッ(笑)

【ナイア】「あっ!笑ったなルイ!?」
【ルイ】「ごめんごめん。でもナイア、言葉はきちんと使えよ?」
【ナイア】「ぎくっ」
【ラフィエル】「そうですよ、ナイア。それに良い機会です。私が魔術の使い方を教えてあげましょう」
【ナイア】「えっ、いいよ、別に」
【ラフィエル】「そう、遠慮なさらずに。私でよければ手取り足取り腰取り、みっちり仕込んで差し上げますから」
ニッコリ微笑んでラフィエルがそう言う。
いつもと変わらぬ笑顔なのだが、今日は何だか意地悪な魔女に微笑まれた気分になった。
【ルイ】「俺、ちょっと町を見て来るよ。俺に魔術講座は無縁っぽいしな」
【ラフィエル】「おや、そうですか?じゃあ、気をつけて行ってらっしゃい。世の中、突然何が起こるか分かりませんからね」
【ルイ】「了解」
苦笑気味にそう言って、ルイは半ば逃げ出すように部屋を出た。


部屋を出る直前、ナイアが恨めしそうな顔をしていたが、あえて見て見ぬ振りをした。
【ルイ】「すまん、ナイア…。まぁ、頑張ってくれ」
後ろ手で部屋の扉を閉めたルイは、扉に寄りかかりながらナイアに合掌した。
と、その時、丁度向かい合った扉がゆっくりと開かれる。
茶髪の上品そうな女性が困ったような顔をして、姿を現す。
【?】「もしかして、前のお部屋の方ですか?」
目の前に立つルイの存在に気が付いた女性はそう話し掛ける。

*は、はいっ!?
;ロゼッタ+1

【?】「あの?どうされましたか?声が裏返っておられますが…」
【ルイ】「あ、いえいえ!すいません、ちょっと緊張しちゃって…」
【?】「…?」
【ルイ】「あ、えーと…そうだ!何か用事があったんじゃないですか?」
【?】「ええ…この部屋にいる筈だった男性を探しているのですが…、何処に行ったかご存知ありませんか?」
【ルイ】「いえ…」
【?】「そうですか…どうもありがとうございました」
両手を前できちんと揃え、女性は優雅に頭を下げた。

*そうですけど?

【?】「あの…この部屋にいる筈だった男性を探しているのですが…、何処に行ったかご存知ありませんか?」
【ルイ】「いえ…」
【?】「そうですか…どうもありがとうございました」
両手を前できちんと揃え、女性は優雅に頭を下げた。


【ルイ】「い、いえ、どういたしまして」
女性の行動にルイも慌ててぎこちない会釈を返した。
微かに微笑み、女性は何処かに行ってしまった。

*綺麗な人だったなぁ
;ロゼッタ+1

【ルイ】「エルフィーとはまた違ったタイプだな…」
そんなことをぼんやり考えていたルイの背に突然何かが激突する。

*リュウランもあれくらい…
;リュウラン+1

そう思いかけて、ルイの背に突然何かが激突した。


【リュウラン】「こらぁ~、ルイ!何、見惚れちゃってんのよ!」
それはリュウランであった。
腰に手を当てて、リュウランの突撃で床に倒れたルイを軽く軽蔑するような目で睨む。
【ルイ】「いってて…」

*そんな訳ないだろ…

【リュウラン】「本当に?」
服についたゴミを払い、立ち上がったルイにリュウランはまだ疑ったような視線を送っている。
ルイはそれ以上反論する気にもなれず、話題を変えた。

*お前もちょっとは見習えよ
;リュウラン-1

【リュウラン】「何よそれ!?」
服についたゴミを払い、立ち上がったルイにリュウランは冷たい視線を送っている。
ルイはそれ以上反論する気にもなれず、話題を変えた。


【ルイ】「で、お前はここで何してるんだ?」
【リュウラン】「エルが疲れたから寝るって言って寝ちゃったの。だから、部屋に一人でいてもつまんないし、町でも探検しに行こうかなって」
【ルイ】「俺もだ。丁度いい、一緒に行くか?」
【リュウラン】「うん!」
嬉しそうな笑顔でリュウランは頷いた。

【ルイ】「あんまりウロウロすんなよ」
【リュウラン】「分かってるよ!」
夕暮れ時、オレンジに染まった町並みを歩きながら、ルイは前方を歩くリュウランに注意を促した。
オレンジの夕日にリュウランの顔にもオレンジの光が照らされる。
【ルイ】「本当に分かってんのかね」
苦笑気味にルイはリュウランの後を追いかけた。
その時、ルイの視線の端に先ほどの女性が一人の男性と話している光景が映った。

*あ、見つかったのかな?
;ロゼッタ+1

【?】「ラウスさん、お探ししましたのよ。何処に行っておられましたの?」
【ラウス】「お前には関係ないだろう。それよりも何故お前は俺について来る?ケガも治ったのだし、さっさと行け」
【?】「いえ、私はケガの治療をして頂いた御礼にあなたの探している方を探すお手伝いがしたいのです。その方が見つかるまで、私はあなたについて行きます」
【ラウス】「随分、勝手な女だな。俺は一人で十分だ。そんな事をしてもらう為に、お前を助けた訳じゃない」
冷めた表情でそう言うと男は羽織っていたマントを翻し、さっさと歩き出してしまった。
【?】「ラウスさん!ちょっと、お待ちになって下さい!」
ラウスと呼ばれる男の後を、女性がチョコチョコと追いかける。

*(かっこいいな…)
;ラウス+1

【?】「ラウスさん、お探ししましたのよ。何処に行っておられましたの?」
【ラウス】「お前には関係ないだろう。それよりも何故お前は俺について来る?ケガも治ったのだし、さっさと行け」
【?】「いえ、私はケガの治療をして頂いた御礼にあなたの探している方を探すお手伝いがしたいのです。その方が見つかるまで、私はあなたについて行きます」
【ラウス】「随分、勝手な女だな。俺は一人で十分だ。そんな事をしてもらう為に、お前を助けた訳じゃない」
冷めた表情でそう言うと男は羽織っていたマントを翻し、さっさと歩き出してしまった。
【?】「ラウスさん!ちょっと、お待ちになって下さい!」
ラウスと呼ばれる男の後を、女性がチョコチョコと追いかける。


傍から見れば、恋人同士の痴話喧嘩にしか見えない光景である。
そんな二人の様子を観察していたルイにリュウランが突然何かを突きつけた。
【リュウラン】「ルイ!見て見て!」

*ん?
;リュウラン+1

視線をリュウランの方に向けたルイの目と大きな丸い目玉がかち合った。
リュウランがルイに向かって、このチャーンの町に多く生息する目玉の大きな猿・ゲイル=アイを目前に突き出したのだ。

*無視して観察を続ける
;ラウス、ロゼッタ+1   リュウラン-1

【リュウラン】「ちょっとルイ?聞いてる?」
【ルイ】「聞いてる聞いてる」
【リュウラン】「………」
ルイの視線は完全に違う方を向いている。
【リュウラン】「ルイ!」
【ルイ】「何だよ、さっきから…って」
視線をリュウランの方に向けたルイの目と大きな丸い目玉がかち合った。
それはこのチャーンの町に多く生息する目玉の大きな猿・ゲイル=アイだった。
無視されたリュウランの仕返しらしい。


【ルイ】「オワッ!!?」
突然目が合ったソレに驚いてルイは背後に大きく仰け反った。
その時、歩いて来た先ほどの男女に勢いよくぶつかる。
ルイの体が男性と女性にぶつかった瞬間、痛みとは別の感覚がルイの体内で反応した。
【ルイ】(これって…まさか!)
【?】「キャッ!」
【ラウス】「な、何だ!?」
ルイの周囲で女性と男性が驚きの声を上げるのを聞いた。
男性は胸飾りから水色の光が、女性は額飾りから茶色の光を放っていた。
【リュウラン】「ルイ、大丈夫?でも、これってもしかして…」
一応ルイを心配する声を掛けてから、リュウランは戸惑ったように男女を見つめた。
【ルイ】「あぁ…どうやらこの二人も仲間みたいだな」
これが時の力とチュリが引き起こした四度目の出会い――――――――
【ラウス】「今のは……一体…」
【?】「一体何事ですの?」
混乱しているらしく、今だ地面に座り込んでいた二人に先に立ちがったルイは声をかけた。
【ルイ】「いきなりぶつかってしまってすみません。でも、どうやらあなた達も精霊様の言っていた守護者のようですね。俺はルイって言います」
ルイがそう言って手を差し伸べると、俯いていた男性と眼が合った。
目が合った瞬間、男は何故か驚いたように目を見開いた。
【ラウス】「……キア…」
【ルイ】「えっ?」
小さな声で何か呟いた男に、聞き取れなかったルイは怪訝な声を上げた。
それにハッとして、首を横に振った。
【ラウス】「いや、すまない…そうか、お前が俺の…」
【ラウス】「…俺はラウス・アドワイズだ」
ルイの差し伸べた手を受け取らず、自分で立ち上がって男はそう名乗った。
【ルイ】「よろしく、ラウスさん。それから…」
【ロゼッタ】「私はロゼッタと申します。どうやら長いお付き合いになりそうですわね、ルイさん」
ルイの差し伸べた手を受け取って、ロゼッタはニッコリ微笑んだ。
【リュウラン】「ルイ、もしかして…」
【ルイ】「あぁ、どうやらまたパーティーが増えたらしいぞ、リュウラン」

次の日の朝、新たに増えた仲間をルイは皆に紹介した。
ラウスの顔を見て、今までずっと眠そうな顔をしていたナイアが急に覚醒した。
【ナイア】「ラウス!」
【ラウス】「ナイアか、随分と久しいな。だが、あまり成長した風ではないようだ」
【ナイア】「それはお前も同じじゃないか。相変わらず腹出しっぱなしで恥ずかしくないのかよ」

*そ、そんな事ないですよ?
;ラウス+1

【ルイ】「綺麗な腹筋ですから!」
【ラウス】「・・・・・」
【エルフィー】「ルイ…それ、褒めてんのかい?」
【ナイア】「だってさ!良かったじゃん!!」
【ラウス】「…黙れ」
何やら親しげに会話を交わす二人にルイは首を捻った。
【ルイ】(それにしても…)
【ルイ】「何?ラウスさんとナイアって知り合いだったのか?」
【ナイア】「あぁ、こいつは俺が通ってた弓術道場の息子なんだ。それでしばらく一緒に旅してた事もあって」
【ルイ】「へぇ、そうだったのか」
意外な人間関係にルイは感嘆の声を漏らした。

*(昔から腹出しなんだ…)

何やら親しげに会話を交わす二人にルイは首を捻った。
【ルイ】「何?ラウスさんとナイアって知り合いだったのか?」
【ナイア】「あぁ、こいつは俺が通ってた弓術道場の息子なんだ。それでしばらく一緒に旅してた事もあって」
【ルイ】「へぇ、そうだったのか」
意外な人間関係にルイは感嘆の声を漏らした。


ナイアの言葉に頷いたルイの服の裾をリュウランがこっそり引いた。
【リュウラン】「ねぇ…ナイアのお兄さんって、確かナキアさんだったよね?」
【ルイ】「あぁ」
【リュウラン】「じゃあ、やっぱりあの人がそうなんだ」
【ルイ】「何が?」
一人納得するリュウランにルイは聞き返した。
【リュウラン】「ほら、お兄さんが死んでナイアが自殺しようとした時に止めた人。多分、あの人なんじゃないかな?」
【ルイ】「えっ?」
【リュウラン】「だって、あの人、ぶつかった時にルイを見て"ナキア"って言ってたから…お兄さんが死んだ時、弓術の先生が一緒にいたって言ってたし…」
リュウランの言葉にルイは若干複雑な思いを抱きながら、仲良く話をするラウスとナイアへ視線を向けた。
【ラウス】「そういえば、ナイア。修行は怠っていないだろうな?」
【ナイア】「え?も、もちろん、やってるさ!何言ってんの、ラウス!もーやだなー!」
【ラウス】「…サボっていたな」
ラウスの質問に対し、突然しどろもどろし出したナイアを見てラウスが軽く肩を竦めた。
【ラウス】「まぁ、いい。どうやら今日からまた一緒に行動する事になる。その間に、もう1度鍛え直してやろう」
【ナイア】「ええっ!?勘弁してくれよ!ラフィからも魔術特訓受けなきゃなんないのに!!」
【ラウス】「ほぉ、それは丁度いい。お前のサボり癖が直りそうだな」
冷たく、冷酷なラウスの言葉にナイアは内心悲鳴を上げた。
その様子をルイや他のメンバーは悪いとは思いつつも、苦笑を漏らした。
【ラフィエル】「それにしてもまた一人、青少年には刺激の強い方が増えましたね」
【ナイア】「は?何言ってんのラフィ」
【ラフィエル】「だってほら、エルフィー程ではありませんが彼女の服も大胆ではありませんか。彼女も幼い顔をしてなかなか立派なのものを…」
【ロゼッタ】「えぇ!?」
【ルイ】「わー!わー!ちょっ、ラフィ!!」
【リュウラン】「…ラフィ?」
【ラフィエル】「おや、どうしたんですか皆さん?私の顔になにか?」
【エルフィー】「あんた…綺麗な顔して意外とおっさんだったんだね」
【ラフィエル】「失礼な。私は思ったことを言っただけですよ?ねぇ、ナイア」
【ナイア】「なんで俺に振るんだよ!?俺何も言ってないじゃん!」
【エルフィー】「でもなんか…あんたが言うと、不思議と違和感がないんだよね。ルイやナイアが言うとちょっと引くけどさ…」
【リュウラン】「……確かに。なんでだろ?」
【ラフィエル】「それは私が正直だからじゃないですか?あと、強いて言えばこの顔でしょうか」
にっこりとほほ笑んでそう言う。
それを見て、女性陣はただコックリと頷いた。
【ラウス】「…おい、大丈夫なのか?あの男…」
【ロゼッタ】「…ぁぅ…」
【ルイ】「…悪い人ではないです」
【ナイア】「…多分」
後ろの方で男性陣が話していると、エルフィーがコホンと咳払いをした。
どうやら話の話題を変えるようだ。
ラフィエルの新たな一面に驚いたものの、今はエルフィーの話を聞こうとルイたちは耳を傾けた。
【エルフィー】「まぁ、とりあえずそれは置いといて…一体何人の仲間が集まるんだろうね?これ以上増えたら、かなりの大世帯になっちまうよ」
【ラフィエル】「族長の予言では、ルイの元に集う星は十という事です…私達は今、ルイを除いて六人ですから、後四人はいる事になりますね」
【エルフィー】「後四人もいるってのかい?冗談じゃないよ。一体何だってそんなに仲間が必要なのかね?」
【ラフィエル】「それだけ強力な者をこの先相手にしなきゃいけない、という事ではないのですか?」
エルフィーとラフィエルの会話を聞いて、ルイも内心そう思っていた。
【ルイ】(俺達の目的は大陸の中心に現れた破滅の星を倒す事。それが精霊様の予言…。でも、一体誰がその倒すべき破滅の星なのかも不明なまま。…せめて何か手掛かりでもあればいいんだけど)
ルイが一人思案している間もエルフィーとラフィエルの会話は続いた。
【ラフィエル】「ルイの話だとその相手は召喚石の片割れを探しているとの事でした。召喚石はチュリよりも遥かに強力な力を秘めた石―――」
【ラフィエル】「それを使えば、最強の力を手に入れるも等しい。チュリを持っているとはいえ、少数では」
【エルフィー】「やられに行くようなものだと言いたいんだろ?」
【ラフィエル】「その通りです」
エルフィーが会話の先を読んでくれたので、ラフィエルはニッコリ微笑んだ。
【エルフィー】「でもねぇ…大陸の中央にいんのは帝国軍だろ?そんな奴らを私達は相手にしなきゃなんないのかい?」
【ラウス】「いや…。今、大陸の中央にいるのは奴らじゃないはずだ」
エルフィーの言葉にラウスが突然口を挟んで来た。
その言葉に皆が驚愕の表情を見せた。
【ロゼッタ】「どういう事ですか、ラウスさん?」
【ラウス】「聞いた話では…今、大陸の中央は帝国に逆らう反乱軍が抑えているらしい。その反乱軍の指導者は魔導師だと噂で聞いた」
【エルフィー】「じゃあ、そいつの可能性が高いね。石を欲してそうで、尚且つそれを扱えそうな人間―――」
【リュウラン】「私達、帝国軍をやっつけちゃうような人達と戦わなきゃ駄目なのかな…」
実に不安そうな表情でリュウランがそう呟いた。
だが、それはリュウランだけでなく、皆の脳裏に一瞬過ぎった事だった。
あのしぶとく、強い帝国軍兵士達をあっさり退けた相手。
言いようのない不安が皆の脳裏を駆け巡った。
【ルイ】「まぁ、まだその人だと決まったわけでもないし、それより先を急ごう。まだ大陸の半分も来てないわけだしさ」
【ラフィエル】「…そうですね」
【リュウラン】「そうだね」
ルイの一言でその話は打ち切られた。
だが、一度皆の脳裏に過ぎったソレは今後消える事はなかった――――



第七回:虐殺 へ続く…が次回更新はフリーイベント回を挟みます^^

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なつごろう

Author:なつごろう
ようやくHGK2の製作へ戻りまし
た!…が!!
コンバートでは無く1からまた
手直しなので、再現でも地味に
時間かかりそうです(涙
<再現進捗残り作業>
・シナリオ
・データベース
 →全部
・バトルシステム

<サポートについて>
大体19:00~21:00は自由ですの
でその間にお返事します。
日中は昼休憩しか動けませんが
出来る限り迅速に対応させて頂き
ますのでお気軽にご連絡下さい。
通知が来るので動ける状態であれ
ば、すぐにお返事致します。

サンプルの用意が出来ましたので
必要素材の募集を開始します!
もし良ければご協力頂けると
嬉しいです!
詳しくはメールフォームなどで
お問い合わせ下さいませ!
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
【現在の作業内容】
データベース製作

【制作者様募集中素材】
バストアップ:RTP風希望です。
       改変、手描き問いません。
       サイズ272×288希望です
       が大きくても構いません

*改変元:CLOSET様
イフス(バルド):バストアップ(イメージ図

バトラー:RTP風希望です。
     改変、手描き問いません。
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